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もう介護職は無理?性格で選ぶ、あなたにピッタリの職場ガイド

「介護職にやりがいが感じられなくて、もう辞めたい・・・」
「自分はそもそも介護職に向いてないかも・・・」
「介護職が向いているのはどんな人?」

今回はそのような悩みや疑問をお持ちの方に向けて、さまざまな介護の職場の特徴と適性・向き不向きをご紹介します。

目次

介護職に向いてない性格はある?

一般的には介護職は真面目な性格の人が向いていると言われています。

また、利用者とのコミュニケーションも大切な要素なので、優れた対人コミュニケーション能力を持つ人、優しい性格の人、他人の立場に立って物事を考えられる人も向いているでしょう。

逆に、根が意地悪な人や人と接することが嫌いな方には介護職は向きません。本人がストレスに感じるだけではなく、利用者や一緒に働く仲間にもストレスを与える存在になってしまいます。

ただし、介護の仕事は働く職場によって仕事内容や適性が異なるため、根が意地悪な人や極端に性格が悪い人以外は自分の適性に合う職場を見つけられる可能性が高いと思います。

介護職の向き不向きは職場によって異なる

介護の仕事は要介護度や施設の特徴によって仕事内容が大きく異なるため、適性も違ってきます。

例えば、要介護度が高い利用者が多い施設で働く場合、小さなミスや見落としが大きなトラブルにつながる可能性が高いため、慎重な性格の人が適しているのかもしれません。

一方、ほとんど身体介護の必要がない介護施設で働くならば、接客好きで人見知りせずに誰とでも楽しく会話ができる性格が喜ばれるでしょう。

現在、介護の仕事をしていて「自分はこの仕事に向いていないかも」と悩んでいる方は、自分の適性に合わない職場で働いている可能性が高いのではないでしょうか。

そこで、人の性格をおおまかに5つに分けて、性格に合っていると思われる介護の職場を紹介します。

社交的な性格なら「デイサービス」向き

人を楽しませることが好きという方や社交的な性格の方はレクリエーションが多いデイサービスに向いていると思います。デイサービスの仕事内容は多岐にわたりますが、他の介護施設よりも目立って多い仕事がレクリエーションです。

レクリエーションというのは、施設の中で一日を過ごす利用者が退屈しないようにするために、介護職員が主体となって行うイベントです。

レクリエーションは、アイデアの段階から職員が行います。性格によっては、このレクリエーションを苦痛に感じてしまうことも多いのですが、介護職員が苦しみながらレクリエーションを行うようでは、利用者も楽しくありません。

レクリエーションは頻繁に行うため、苦痛になってしまうと仕事自体が辛くなってしまう可能性もあるのです。

もともと人を楽しませることが好きな性格、社交的な性格の方なら、楽しみながらレクリエーションを企画したり、実行したりすることができるため、デイサービスのスタッフとして適性があると言えるでしょう。

また、レクリエーションをしながらも利用者の状態に目を配ることができる器用さも求められます。

接客が好きな性格なら「民間の介護付き有料老人ホーム」向き

接客が好きな方や接客に慣れている方は民間の介護付き有料老人ホームに向いています。

民間の介護付き有料老人ホームは「介護が必要だから施設に入った」というよりも「一人が不安だから施設に入った」という人の方が多い傾向があります。

また、民間の介護付き有料老人ホームは、施設のレベルが高いだけでなく、サービスの高さも売りにしています。民間が運営しているため、利用者はお客様でもあるのです。お客様が費用に値するサービスを受けて満足できなければ、経営が危ぶまれてしまう可能性もあります。

民間の介護付き有料老人ホームで働くときには「介護ができればいい」だけでなく、お客様に満足していただけるサービスも心がける必要があるでしょう。

公的な特別養護老人ホームでは、介護職員が主体となってレクリエーションを行うことが一般的です。しかし民間の介護付き有料老人ホームでは、利用者が主体となってレクリエーションやイベントを企画運営することも多いのです。利用者の”やる気”を引き出し、さりげなくお手伝いができるような性格が適しているでしょう。

民間の施設は運営母体によって個性があります。自分の性格と施設の方針が合っているかは、事前にチェックしておきましょう。

感受性が強い性格なら「グループホーム」向き

小さな変化にもすぐに気がつく方や感受性が強い性格の方はグループホームに向いています。

グループホームに入居している利用者は認知症の人たちです。資格なしで転職するとしても、認知症という病気がどのようなものなのかを知っておく必要はあるでしょう。

グループホームでの仕事は、身体介護や入浴介護など特定の介護を専門的に行うということは少なく、すべての手助けをまんべんなく行うと考えていいでしょう。

認知症の人たちは、常に大変な状態とは限りません。朝は機嫌よく「この人は認知症だったかな?」と思うくらいスムーズにコミュニケーションが取れていても、次の瞬間には暴言が出てくることもあるのです。

グループホームに適している性格は、利用者の表情の変化を瞬時に読み取り、次の行動を考えることができる人ではないでしょうか。

また、グループホームでは介護以外の仕事がとてもたくさんあります。洗濯や料理も利用者と一緒にするため、家事全般が得意な人もグループホームに合っているでしょう。

責任感が強い性格なら「介護療養型医療施設」向き

責任感が強くチーム活動を得意とする性格なら介護療養型医療施設に向いています。

介護療養型医療施設は、長期間滞在して医療処置が必要な介護度が高い利用者ばかりです。そのため、小さなミスが命に関わるケースもあります。

「命にかかわる」という言葉を重荷に感じるのではなく、やりがいに感じるような性格の人が適しています。逆に「命にかかわる」という言葉に負担を感じる人は、介護療養型医療施設には向いていないでしょう。

また、栄養管理や毎日の医療処置を必要とする利用者のために、細心の注意を払える人が適しています。

介護療養型医療施設には看護師も常駐しています。必要に応じて、看護師などの医療従事者と連携して利用者の健康面にしっかり配慮した介護が求められます。

一方、介護療養型医療施設ではレクリエーションの企画運営をする必要はありませんので、社交性はあまり求められないと言えるでしょう。

一人とじっくり付き合うことが好きなら「訪問介護」向き

施設で介護の仕事をしていると、どうしても同僚やチームとの関係が重要に思えてくることがあると思います。職場の人間関係が悪くなれば仕事がやりづらくなるため、利用者と自分との関係よりも同僚と自分との関係を優先させてしまう人もいます。

しかし、中には「たくさんの利用者と自分」ではなく「一人の利用者と最後までじっくりと深く付き合いたい」と思う性格の方もいらっしゃると思います。施設によっては、医療が必要になった段階で施設を出なければならないところもあるため、一人の利用者と接する期間は意外と短かったりするのです。

しかし、訪問介護ならば期限なく利用者とじっくり接することができるでしょう。訪問介護は、利用者の自宅に出向いて介護や家事の手伝いを行う仕事です。一人の利用者のために集中して介護ができる働き方になります。

「チームで動くことが苦手」や「一人とじっくり付き合って信頼関係を築くことが得意」な性格の人は、訪問介護が合っているのではないでしょうか。

性格別・適性に合う介護の職場まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。今回は「自分は介護の仕事に向いてないかも・・・」という悩みをお持ちの方に向けて、さまざまな介護の職場の特徴と適性・向き不向きをご紹介しました。

「介護の仕事はチームワーク」「介護の仕事は肉体労働」と決まり文句のように耳にしますが、現実は施設によって仕事内容はさまざまです。自分の性格や適性に合う職場を見つけることができれば、自分らしくいきいきと働くことができるのではないでしょうか。

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