介護の仕事に興味があるけど、介護士以外の仕事はないのかなーいきなりオムツ交換とかムリ!
そうですよね。
初めて介護の仕事に就こうと思っている方や、異業種から転職される方は少なからずそう思っているのではないでしょうか。
(まあ、慣れちゃえば大丈夫なんですが、最初は私も戸惑いました。)
そこで、介護業界にぜひ来てほしいと考えている私が、その他の仕事についてご紹介します。
今回は「介護送迎」というお仕事について。
あ、介護の世界っていろんな仕事があるんだなーと思っていただければ嬉しいです。
そしてもし一歩踏み出そうと思っているなら、ぜひやりがいのある介護の仕事にチャレンジしてくださいね。
「介護送迎」ってどんな仕事なの?
「介護送迎」といってもここで紹介するのは介護タクシーとは違います。
介護事業者に雇われて介護施設の送迎をまかされるドライバーのことです。
介護施設やデイサービスなどを利用する高齢者を自宅から施設まで送迎する仕事になります。
朝、家の近くにお年寄りを乗せたワンボックスの車が止まっているのを見たことがありませんか?
車のサイドには施設名や事業所名が書かれています。あれが送迎サービスの車ですね。
「介護送迎」の仕事は運転以外にも、利用者の乗り降り介助や車椅子の積み込みなど、送迎に関するさまざまな仕事があります。
勤務先によっては、利用者を病院に連れて行ったり、施設の清掃を手伝ったりする場合もあります。
基本的には「介護送迎」が仕事なので、夜勤やオムツ交換などの仕事につくことはありません。
介護業界で働いてみたいけど、身体介護はまだハードルが高いからなあ、なんて思っている方には一度「介護送迎」を検討してみるのがよいかもです。
「介護送迎」に介護資格は必要?
デイサービスでは利用者の送迎が欠かせません。多くの求人があります。この送迎は自家輸送扱いのため、普通自動車第一種免許があればできます。
介護の資格がなくても大丈夫なんです。
でも利用者の中には、要介護で身体の一部が不自由な方や認知症の方もいらっしゃいますので、介護の知識があった方がよいです。
「介護職員初任者研修」では利用者の身体を車椅子から移動させたりする知識が含まれています。実技も学ぶので「介護職員初任者研修」の取得はぜひオススメしたいところです。
「介護職員初任者研修」についてはコチラもご覧ください。
「介護送迎」はどんな職場で働く?
「介護送迎」が必要とされるのはデイサービス(通所介護)が中心です。
ディサービスで送迎のみで働く場合は、朝2時間と夕方2時間の勤務が多く、その場合はパート扱いが多いようです。
朝だけ、夕だけ。朝夕両方もあると思います。
「介護送迎」の給料はどのくらい?
やはり気になりますよね。
某介護求人サイトで「募集職種:送迎運転手・ケアドライバー」で調査!検索してみました。
送迎プラス付帯業務で20万以上はもらえるようです。
募集職種「送迎運転手・ケアドライバー」で調査!
事例 1 | 事例 2 | 事例 3 | |
雇用形態 | 正社員 | 正社員 (試用期間あり/3ヶ月間) | 正社員 |
勤務先 | デイサービス | デイサービス | 日帰り温泉型デイサービス |
応募資格 | 【必須】 普通自動車運転免許(AT限定可) 【あれば尚可】 ・初任者研修 ・実務者研修 | ※資格・経験は問いません! 【必須】 ・普通自動車免許(AT限定可) | 【必須】 普通自動車免許(AT限可) 【あれば尚可】 介護関係資格 |
給与例 | 月給 201,000円〜 | 月給 210,000円〜250,000円 | 月給 220,000円〜 |
仕事内容 | デイサービスでの送迎業務および、日中は介護補助業務として、経験や能力に応じてお仕事をお任せします。 | ・送迎運転業務(免許がある方) ・送迎車の清掃 ・送迎ルート作成 | 今回オープニングスタッフとして活躍して頂きますので、皆さんと共につくっていく事業所になります 【ご利用者様を第一】に考え、スタッフの皆さんが『働きやすい!』と感じていただける環境を大切にします! |
「介護送迎」の将来性は?
これはもうこれからの介護業界を考えればわかりますね。
日本はすでに高齢化社会!これからも高齢者が増えていくのは間違いありません。
デイサービスがどんどん作られています。デイサービスでは「介護送迎」が必須になりますから、ドライバーのニーズもますます高まっているのです。
介護職員の給料をアップさせるために作られた制度「介護職員処遇改善加算」もあるので給料アップも期待できます。